こんばんは。

では昨日の調布飛行場より本題です。
この春、久々に新中央航空のドルニエに動きがありました!

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新中央航空 Fairchild Dornier 228-212 JA36CA

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午前10時半過ぎに調布飛行場へ到着したのは新中央航空に新しく導入されたDo228NGのJA36CA!
同社通算で6機目のドルニエとなります(^_^)

どこを見てもまだピカピカな機体です♪

3年ぶりに新しい機体がやって来ましたが、これに代わってついにドルニエで初めての退役機が出ることとなりました。

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新中央航空 Fairchild Dornier 228-212 JA31CA

それがコチラ!JA31CAこと新中央航空のドルニエ1号機です。。。
1999年秋頃から同社で活躍を始めましたが、この度JA36CA導入に際して退役することとなりました。

ラスト運航便は三宅島往復のCUK405/406です。
まずは出発シーンより。。。

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復路はいつも通り、定刻より早めの到着。
これが調布飛行場へのラストランディングと言うことになりました。

背後にいるドルニエはJA36CAです(^_^)

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この後はあちこち開けられたままグラウンド待機。

同日飛び回っていた他の機体たちが帰ってくるのを待ちます。。。

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そして運命の瞬間です!調布飛行場に6機のドルニエが並びました!(^▽^)
夢にまで見た景色ですが、実際に再現されると言葉が出ないほど爽快な光景でした。。。

最後に到着したのは神津島からのJA35CAでしたが、これがエプロンに並ぶと同時にJA31CAがエンジンスタート!

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いよいよ調布飛行場を去るときがやって参りました。。。

ずっと竜ヶ崎への出発準備を整えていたにも関わらず、出発しなかったのは6機揃う瞬間をみんなに見せたかったからなのでしょうか。。。
もしそうであるのなら、新中央航空の粋な計らいに頭が下がりますm(__)m

ちなみに最後のエンジンスタートはいつも使っている電源車を使用せずに行いました!

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多くの関係者に見守られ、ゆっくりRWY17へタキシングしていきます。

ちなみに同機が動き出したと同時くらいに雨も降り出してきました・・・。
これぞ涙雨・・・

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ラインナップ時にはフェリーフライト担当のPさんらからお手振りとパッシングのご挨拶も!

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そして調布飛行場のRWY17から最後の離陸です。

いつものように速いスタートロールからの高いエアボーン。脚を閉まってレフトターンして井の頭方面を目指すのかと思いきや、その前に機体が左右に大きく翼を振って行かれました!!(遠目なながらに視認。)
最後に長らく飛び続けた調布の空へ挨拶をしたのでしょう。。。最後まで調布の空と新中央航空のJA31CAへのお別れの念がシンクロした瞬間でした。この感動的な光景には言葉も発せられませんでした(>_<)
間もなくセオリー通りにレフトターンして一路、退役整備を行うべく竜ヶ崎飛行場へ。

とうとういなくなってしまったか・・・という感覚で今もボーっとしてしまいます(^_^;)
あれだけいるドルニエもやはり1号機がいてこそ引き締まりが感じられたようなものでありまして・・・。
決して2号機以降に不満があるわけではございませんが、やはり暫くはこの寂寥感に浸り続けそうです。

私の周りの方でもこの春先、1号機を見るために調布までお足をお運びいただいた方が何名もいらっしゃいます。
もちろん昨日も何名もの仲間がこの機体の最期を見に来てくださいました(^▽^)

私が同機を見続けてきたのはここ5年と短い間ではありますが、一緒に応援できたことが誇りに感じられる今日です。

新中央航空関係者の皆様、いつも一緒に飛行機見物にお付き合い頂いている皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

今までありがとうJA31CA。